本文へスキップ

新感覚教育で「人間力」を養う MYTA

雅樹代表の足跡

このページでは、著名人・有識者との対談や雅樹代表の試合結果等、雅樹代表の体験をお伝えしていこうと思います。テニス歴50年、テニスにおける様々な経験をしてきた雅樹代表の体験談を通して、皆さんのテニス力がもっともっと大きく養えれたらと思っています!!

2016.5.22 日本を代表するテニスプレイヤー『茶圓鉄也プロ』とのテニス対談

テニスの上達は「継続」・「楽しさ」・「勝ちたい気持ち」





先日、雅樹代表と洋子先生の友人である『茶圓鉄也プロ』がMYTAのジュニアレッスンに顔を出してくれました!茶圓プロがMYTAのレッスンに顔を出してくれるのは4年ぶりです!
また、雅樹代表と洋子先生と食事会を行いました。
せっかくのこの機会、茶圓プロにテニスについてたくさんの事を聞きました!



   【茶圓鉄也プロ】                         【雅樹代表】


【茶圓鉄也プロProfile】
11歳からテニスを始め、高校ではテニスの名門校・清風高校に入学。その後、全日本室内選手権においてシングルス準優勝する等輝かしい戦績を残し、19歳でプロに転向する。
プレーの正確性と、切れ味抜群のバックのスライスを武器に、プロ転向後も着実にランキングを上げ、存在感をアピール。
全日本テニス選手権大会19年連続出場の日本記録を持つ。雅樹代表が大会実行委員長を務めた『鳥取オープン』の第16回大会優勝者である。2010年からは全国で開催されるブリヂストンテニスクリニックや、選手育成に力を注いでいる。


雅樹代表:久しぶりだね!元気にしていたかな?

茶圓プロ:お久しぶりです!先生、痩せましたね!!

雅樹代表:ははは。まあ、そうだね。昨日はレッスンに顔を出してくれてありがとう!ジュニアはどうだったかな?

茶圓プロ:あの子たちは中学生?集中してやっていましたね。

雅樹代表:ジュニアといえば、茶圓プロの小学生、中学生時代で印象に残ってる事ってなんだい?

茶圓プロ:父が関西でトップジュニア育成のコーチをしていたので、11歳の時そのクラスに入って本格的にテニスを始めたんです。父はとにかく厳しいコーチだったので、練習の時は父が「ここに打ちなさい」と出したラケットの所にボールを打てないとよく怒られましたね。それに、ボール拾いの時にちょっとでもしゃべったら、すぐ叱られていましたよ。父からすると僕は我が子なので、より厳しく接していたみたいですが、いつも緊張しながら練習していたことが一番印象に残っています。でも、そのおかげで試合に出始めて1年程で関西の代表選手になって、全日本ジュニア選手権にも出場できたので、今となっては感謝してますけどね。

雅樹代表:そんなに厳しいジュニア時代だったんだなあ。MYTAももっと厳しい指導の方がいいかも・・・。(笑)冗談はさておき、そんな厳しいジュニア時代を経てトップ選手になり、今もテニスに携わってるわけだけど、テニスの好きなところってどんなところかな?

茶圓プロ:数多くのテニスの試合に出場したおかげで、普通では行かないような場所に行く事ができました。海外のテニスの試合会場は必ずしも大都市にあるとは限らないんです。ものすごい僻地まで行く事も珍しくありません。でも、そのおかげで多くの経験ができ、たくさんの人との繋がりができました。雅樹代表と洋子先生と友人になれたのも、鳥取オープンに出場したおかげですし。それがテニスの好きなところですね。

雅樹代表:なるほど。試合には勝った負けた以外にそういう楽しみがあるんだね。ただ、試合に勝つのはいくつになっても難しいものだね。試合に勝ちたいからもっと上達したいと思うのは、何歳になっても持つ感情なんだろうね。テニスが上達するのに小学生や中学生の時期に必要なことってなにかな?

茶圓プロ:まずは楽しくテニスをする事ですね。この時期は楽しいという気持ちを持つ事がとても大切だと思います。その楽しいテニスを継続する事も大切です。そして『楽しい』という気持ちと同じくらい、『勝ちたい』という気持ちを持つ事が必要だと思いますね。

雅樹代表:MYTAでも、特に小学生の頃はテニスを楽しいと思ってくれて、もっともっとテニスを好きになってもらえるようなレッスンを常に心がけているよ。やはり私の指導は正しいんだな!(笑)

茶圓プロ:あはは。

雅樹代表:じゃあ、高校生の時期に必要なテニス上達の鍵は別にあるかな?

茶圓プロ:高校生は、小中学生とはまた別ですね。小中学生とは異なり、『勝ちたい』だけではなく、『どうやって勝つのか?』と具体的にイメージする事が必要になってくると思います。また、自分がどのようなテニスプレイヤーになりたいのかというイメージを持つ事も必要な時期になってきますね。そしてやはり、テニスを継続する事が大切です。

雅樹代表:単に楽しいだけでなく、より明確な勝利への欲を持たないといけない時期ってことだね。たしかに、高校生以降に活躍できる生徒は、皆『絶対勝つんだ』という強い気持ちを持っているのが、見ていてもわかるもんなあ。その気持ちが無くて勝てるわけないな、うん。シニアになってくると皆『勝ちたい』って思っているように見えるけど、シニアはどうかな?

茶圓プロ:我々プロの選手はその時の100%を出せるように心掛けています。試合前に走ったりジムに行ったり2時間ほどかけて体を作って、ベストの状態で試合に臨むのは当たり前の事なんですが・・

雅樹代表:試合前に2時間もトレーニング!?疲れちゃうな・・。

茶圓プロ:いやいや、60代の女性のレッスン生の方がいらっしゃるんですが、僕のレッスンを受ける前にジムに行って体を作ってからレッスンに来られる方がいますよ。シニアになっても、もっと上手くなりたいという気持ちを持ち続けて、試合に対応できる体力を維持しようと努力する事が必要だと思いますね。そういう努力を続けながら、テニスを継続する事が大切になってくると思います。

雅樹代表:よし、私も明日からもっとトレーニングをしよう!そういえば明日、フレンチオープンの錦織選手の試合があるね。錦織選手は今ものすごい活躍してるけど、錦織選手の活躍で日本のテニス界が変わった事ってあるのかな?

茶圓プロ:一つは、日本人選手のプレースタイルが、以前と比べて攻撃的なスタイルに変わったと思います。世界的な流れでもありますけど。もう一つは、錦織選手の活躍とは関係ないですけど、僕が選手の頃は、海外の試合に出場するには煩雑な手続きが多くて、それがストレスになっていました。今はインターネットが普及したお陰で手続きも速く簡単にできるし、試合会場がどんなところか、次の対戦相手はどんなプレースタイルなのか、色々な情報が簡単に手に入るようになりました。だから、選手として結果を残すチャンスもより多くなったと思うので、世界に挑戦する門戸も広がったと思います。

雅樹代表:世界各国を旅行するだけでも大変なのに、それが観光で行かないような場所での試合となると、事前に情報を得られないのは大変だよね。それ以前に私は飛行機が嫌いだから、インターネットが普及しても大変だな。(笑)

茶圓プロ:ですね。(笑)

雅樹代表:長い間、インタビューに答えてくれてありがとう!MYTAの受講生にとって、とても為になる話が聞けたよ!最後に、MYTAの受講生にメッセージを送ってくれるかな?

茶圓プロ:はい。MYTAの皆さん、楽しくテニスを頑張っていますか?テニスが上手くなる為に努力する事は、何歳になっても楽しい事です、私も引退後に好奇心を持って練習する事で、サーブが良くなりました。テクニックはどんどん変わっていくものなので、日々勉強です。また、ジュニアの時には気づかなかった事が、後々になってわかる事もあります、MYTAで色々な人と出会って、様々な経験をしながら長くテニスを続けていくと、あの時頑張ったから今の自分があるんだと気付く時が必ず来ます。だから、今後も長くテニスを継続してほしいと思います。

雅樹代表:今日は本当にありがとう!


MYTA
(高橋雅樹&洋子テニスアカデミー)

〒680-0944
鳥取県鳥取市布勢146-1
鳥取県立布勢運動公園テニスコート

MAIL:myta.tennis@gmail.com